MEDIROM
競技(チャレンジ)を始めたきっかけは?
私が幼少期の頃はテレビで格闘技が流れている時代で、大晦日は格闘技好きの父の影響で毎年観ていました。
息子である僕にも格闘技をやらせたいとのことで8歳のときに武道の体験に行き、オリンピック流派ではないITFテコンドーという名前の武道の道場に入会したのが最初です。
その後は18歳までITFテコンドーを続け、のちにオリンピック流派であるWTテコンドーに移籍し東京オリンピックを目指しました。
東京オリンピックへの挑戦は、2次予選で敗退し、格闘技を一度は引退し一年程何もしない時期がありました。
しかし、以前から交流があった今の私のコーチが「今までの経験を格闘技に生かさないのはもったいない。キックボクシングをやろう」と21歳になる少し前に誘ってくれたのがキックボクシングを始めたきっかけです。
今後の目標や夢は?
今後の目標として一番に掲げられるのはRISEという私が主戦場として戦っているキックボクシング団体のチャンピオンベルトを獲得することです。
日本キックボクシング界の2大巨頭であるK-1とRISEのチャンピオンベルトは、それぞれの階級の日本一と言っていい価値があります。
ジムの子どもたちや後輩達にいい姿を見せ憧れてもらうような選手になりたいです。
社会人(大人)になっても冒険をすることについての考えは?
とても重要なことだと考えています。
私は、20歳の頃に格闘技を引退し、大学ではコロナ禍の影響でオンライン授業がメインとなっており、部活動やアルバイトも何もせず、人生で頑張ろうと思えることが何もない時期がありました。
毎日お酒を飲み、課題を少しこなしたら10時間ほどゲームをするなど冒険とは程遠い生活を一年過ごしました。
しかし、今のコーチの言葉もあり、21歳の時にキックボクシングに転身をしました。まさか大人になってから新しいことを始めるとは思っていなかったですが、現在では、職業となり人生の目標として自分を突き動かす原動力となっています。
これから冒険をしようと思っている方へメッセージをお願いします!
「10代の頃に始めていれば…」、「今からじゃ遅い…」
私もそんな風に思っていた時期がありましたが、今となってはいつからでも始められると感じています。
最初は怖いけれど、冒険しなければ得られないことはたくさんあります。
冒険(挑戦)をすることで、人生にメリハリが付くと私は思っています。
怖いけどやってみる。この感覚はとても重要だと思います。
冒険しないで後悔するのはもったいないです。
大会歴▼
【2013】                          
・ITF世界ジュニア選手権大会(イギリス)           
 14才以下の部                       
  組手 男子-40kg級 優勝
  型 男子 1段の部 優勝                
  男子団体戦 型の部 優勝                
 以下級 準優勝

【2015】                         
・ITF世界テコンドー選手権大会(イタリア)       
 ジュニアの部                  
 個人型  男子1段の部  優勝
 個人組手 男子-52kg級  第3位
 団体型  男子の部    優勝
 団体組手 男子の部    準優勝

【2018】
・第27回ITF全日本テコンドー選手権大会
 最優秀選手賞 受賞 
 組手 一般男子-64kg級  優勝
 型  一般男子 2段の部  準優勝

【2019】
・WTテコンドー全日本大会東日本予選優勝
 東京オリンピック2次選考会ベスト8

【2021】
・アマチュアキックボクシング RISE Nova 60kg

【2022~現在まで】
・プロキックボクシング戦績
 6戦4勝2敗(1KO)